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081214

小松市の古民家リフォーム現場


小松市の古民家リフォーム現場施工中

 昨日ようやく現場から帰ってくる事が出来ました。

 今年中完成予定の物件がいよいよ大詰め、遠方のため、2泊3日の小旅行?と相成りました。 現場は下地のボード類がほぼ貼られ、仕上げ直前。いつもながらこの段階でのチェックが最終仕上がり前の一番重要な時期となります。 クロスや塗装仕上げの色を現物、サンプル見本等を駆使してお施主様と一緒に決めてゆきます。

 1泊2日の予定だったのですが、ほぼ外形が出来上がった家の中をお施主様と味わいすぎていたら予想以上に時間が過ぎてしまい、一日延長となりました。

 今回の設計は築30以上経過した古民家の改装ですが、今まで天井裏に隠れていた梁を表に出しています。解体直後は少し細いかなと思っていたのですが、こうして周りがすっきりしてくると、存在感が増して太く見えてきました。

 補強の新しい梁と重なり力強い景色になりそうで楽しみです。

 改装なので、部屋の広さは以前と印象があまり変わりませんが、天井に視線を移すと、住宅には不釣り合いなほどの大空間が広がります。手の届かないもう1つの空?頭上に広がるとても豊かな気持ちにさせてくれました。

 最近の住宅は、分かり易く把握しやすいように作られる傾向が強いと日々感じていますが、昔の住宅の様に、手の届かない空間が有る事も、実はとても重要なんじゃないかと感じさせられる天井でした。


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